スポーツといえば、特定の競技で運動に長けた選手たちが競う大会を想像しますが、近年ではゲームもスポーツとして認識され始めました。日本をはじめ世界各地において娯楽の代表とされてきたテレビゲームですが、世界的に活躍する人たちが増えてきたためです。個人またはグループでお互いに対決を行って勝敗を競うことをe-スポーツといい、メディアに登場することも多くなっています。
ブックメーカーでも取り扱いが多くなり、多種多様のオッズがあります。
e-スポーツで使われる主なジャンルは、FPSやTPSと呼ばれるシューティング、人気の高いサバイバルゲーム、ぷよぷよなどのアクションやパズルといった対戦ゲームです。野球やサッカーなどの実在するスポーツ競技をゲーム化したものも該当します。e-スポーツと関係がある職種は、イベントの運営企画に携わる会社やゲーム会社などをスポンサーとして実際にゲーム対戦を行うプログラマーなどです。
世界規模ではゲームや情報機器製作の会社が主催となって大会が開かれており、優勝賞金も約12億円と他の競技と比較しても遜色ない金額となっています。これに対して日本では景品表示法などの観点から、一つの大会での優勝賞金は30万円が最高です。
ですが、各種ゲーム向けのイベントでもメインになるなど、日本国内でもe-スポーツが広がる動きを見せています。