ジェフリー･ローリアは、マーリンズの名物オーナーとして、スポーツ界でもその名が知られています。 ジェフリー･ローリアは、アメリカの名門イェール大学で美術史を専攻し、大学卒業後は美術商として働いています。
1989年にテキサス･レンジャーズ傘下の球団を買収して、球団オーナーとしてスポーツ界に入ります。 2002年にマーリンズを買収してオーナーとなりますが、高年棒の選手を次々と放出してチームのレベルを下げ、裏では大きな利益を得ていたことから批判されます。 ローリアは、お金を出し渋っていた態度を改めると宣言して、大物FA選手を獲得して大規模な補強を行います。 ところが、チームの成績が低迷すると、シーズンの途中から大物選手が放出されるようになり、地元の住民が怒り出します。
マーリンズは、新球場を多額の税金によって建設しているため、納税者であるマイアミの住民とファンがボイコット運動を始め、観客動員数が30球団中29位となってしまいます。 アメリカのスポーツメディアもローリアを批判したため、球団も真剣に受け止めてイメージ回復に乗り出しています。